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お風呂の入り方part1
今日のブログを担当します森下です。
ここ最近は朝晩が冷え込んで、家にいても寒くて身体をお風呂に入って温めようとしますが、かえって冷えを悪化させる事もありますので注意が必要です。
では、今回は冷えを悪化させてしまう可能性がある入浴方法をお伝えしたいと思います。
熱いお風呂に長く入って身体を温めようとしてしまうと自律神経のバランスを崩してしまいかえって冷えを悪化させてしまいます。
体温は血管を拡張したり収縮させる事で血流量を調節し体温を保っています。
この血管の働きを司るのが自律神経です。
自律神経は交感神経、副交感神経に分かれてそれぞれ別々の働きをします。
交感神経の役割は緊張したりストレスを感じると働き、血管を収縮させて末端の血流量を減らす働きをします。
逆に副交感神経はリラックスしている時に働き、血管を拡張させて末端まで血管が行き渡るように働きます。
自律神経のそれぞれの役割を理解して頂いた上で、なぜ熱いお風呂に長く入る事と身体の冷えが関係するのかと言うと、熱いお風呂に入ると交感神経が働いた状態になり、血管が収縮し血流が悪くなって全身に温かい血液が回らなくなり身体が冷えてしまいます。
自律神経のバランスは一度崩れてしまうと中々元に戻らない為、慢性的な身体の冷えを引き起こす可能性もあります。
ではどの様な温度で入浴すれば良いのでしょうか?
次回は目的別のお風呂の温度設定についてお話しさせて頂きます。
最後までお読み頂きありがとうございました。